[ CREATOR'S SNAP #7 ] ”Drummer AtsuyuK!”

AtsuyuK!

三重県四日市市出身。プロドラマー。繊細ながらも、どこか力強さを感じさせる
オルタナティブロックバンド
 ”.(dot)any”のメンバー。
その傍ら、” HoneyWorks”をはじめ、”CHiCO with HoneyWorks”、”TOOBOE”などの
サポートドラマー、スタジオドラマーとして幅広いジャンルの音楽活動を行なっている。
クライムファンタジー舞台「WORLD BROKER」にも出演し、役者としての一面も。

INSTAGRAM : @drummeratsuyuki
X : @DrummerAtsuYuKi

TOPS : CLASSIC PAJAMA SHIRT
PANTS : CLASSIC PAJAMA PANTS
COOPERATION : MUSIC LAND KEY 渋谷店

 
ードラムを始めたきっかけはなんですか?

小学生の時に母親が知り合いからドラムセットをもらってきたんです。
自分が三重県出身で、周りが畑と田んぼばかりで音が出せる環境でした。
ただ、当時は全然ドラムに前向きではなかったので、もらったドラムは埃をかぶっていました。
母には「あんたドラムやりなさい。」と言われてましたが、
反抗期だったのもあり、「やだ!やらん!!」と。笑

高校生になって、幼馴染がギターを始めたタイミングで
「お前ん家にドラムあったよな?バンドやろうぜ」と誘われまして。
それをきっかけに何年か越しにもらったドラムを叩く形となりました。
親からの強制ではなく、自主的に始められたので、そこから楽しくやれました。

ーどういったきっかけでプロドラマーを目指すことに?

最初は色々なバンドのコピーバンドをしていました。
”L'arc~en~ciel”や”ELLEGARDEN”、”マキシマム ザ ホルモン”などのコピーバンドの演奏とか。
卒業後の進路を決めるタイミングで、名古屋の大学から推薦をいただいていたので、
そのまま大学に入学するつもりでしたが、このままだと後悔しそうだと思ったんです。
バンドがやりたくて、アーティストとしての活躍を夢見て、
推薦を蹴り、ドラマーとして上京を決めました。
そしたら、校長室に呼ばれて、10人くらい先生に囲まれながらどういうことだと詰められました。
親呼んでこい、と。笑
結果的に親からは「東京で痛い目見てこい」と背中を押してもらえました。いい母です。
ーすごい決断ですね。
あと当時、その幼馴染から名古屋にそのままいていいの?
俺東京行くけど、お前どうするの?と、発破をかけられまして。笑


ー上京後はどのような活動を?
とあるプロドラマーに弟子入りをしました。
その時現場にてプロのミュージシャンの活動を間近に見させていただいて、
その凄さや仕事への姿勢を学び、いわゆる”サポートドラマー”としての生き方を知りました。
研鑽を重ねていき、ドラマーとしての表現の幅は広くなったと思います。

活動を続けていく中で、バンドをやりたいという想い抱いたまま、過ごしていました。
その思いがずっと続いて、上京して4~5年経ったタイミングでバンド.(dot)anyを組みました。
実は、高校生の時にお前ドラムやれよって言った幼馴染が元メンバーのギターなんです。笑

ー.(dot)anyとサポートドラマーの違いはありますか?
.(dot)anyでは肩の力を抜いて叩いてます、やりたいことを提示できる。
チャレンジができて、より深いところにこだわり、自我を持って叩けると思っています。
何を伝えたいか、ゼロから生み出す過程、歩める感覚、完成した時の達成感がとてもあります。
やりたい表現ができますし、メンバー同士でディスカッションも重ねて、ドラムのフレーズはもちろん、
ドラム以外の歌詞やパート部分をよりクリエイティブに育てていく感覚はあるかもしれません。
考え抜いた上で行なっています。
サポートドラマーに関してはチャレンジもありつつも、支える意識、
出来上がったものをキッチリと演奏することを心がけています。
ドラマーとしての個性も大事ですし、やれることが広くないと。
ーバンド活動の魅力とは?
バンドって個性がすごく大切で。その演奏がバンドの色になっていれば、それが正解なんです。
サポートミュージシャンとしても個性は大切ですが、
やれることが多くないと様々な現場に対応できないので、
自身のプレイスタイルじゃないものも出来なければいけないと思います。
バンドはドラムを叩くだけでない。楽曲制作やライブの活動、バンドとしての方向性、
グッズなど考える容量が多く、クリエイティブの領域が広い分やりがいがあると思います。

―AtsuyuK!さんの個性はどういうものでしょうか?
自分でいうのは恥ずかしいですが。笑
花がある、音を出した時に曲が煌びやかになるって言ってもらえたのが嬉しくて、
それが自分の強みかな、って思っています。

ー今後、AtsuyuK!さんの展望はございますか?

どでかいスタジアムでやりたいです。
HoneyWorks”の初めての大きなライブステージが埼玉スーパアリーナだったんですが、
とにかく楽しくて楽しくて、ほとんど記憶がないんです。
お客さんが持っているサイリウムが星にようにキラキラしていて、星空を見るよりも綺麗な景色でした。
もしこれがもっと大きなステージだったら、更に綺麗なのかな、って。
大きいスタジアムでやれる、誰が知っている、そんなアーティストになることが目標です。


―ドラマーだけではなく、舞台役者としても活躍されていますが、
元々演技経験はありましたか?

全くなくて。始めた当初は一言ぐらいのセリフで用意されていましたが、
舞台稽古を休んでいる人の代役としてセリフ読みに参加していたら
舞台の監督から「いいね〜、今度はもっとやってみようよ!」と言われて
3作目からえげつない量のセリフをいただき、ドラムも叩く舞台なのに
曲を覚えるどころじゃないぐらい大変でした。

今はたくさん勉強をして、考えるよりもセリフを会話として
捉えるようになってからは生きる演技ができている気がします。


ー睡眠についてもお伺いしたいです。眠れていますか?
実は、不眠症気味で。笑
寝つきが悪いんですよ。ライブ終わりでどんなに身体が疲れていたり、眠いと思っても。。。
あれ、眠れないって負のサイクルに陥っています。
オフの日に、今眠るのは勿体無いな、映画を観ていて、寝たらいけないって思うと寝られるんですけど。
ライブや舞台の前日に寝なきゃいけないという使命感を持つと寝られていないです。
ーライブや舞台の緊張などもあるのでしょうか?
あると思います。実は出番の前は緊張して、トイレに何回も行ってるんです。
もう本番が始まっちゃえば、無意識にスイッチが入って、緊張はなくなるんです。楽しくて。
ー不眠に対して、何か対策されていますか?
いろいろ試しました。マットレスや枕を変えてみたり。それでもなんとも、、
無音が苦手なんです。ずっと音に囲まれて過ごしている分、
無音だと思考が巡ってしまい、逆に頭が冴えちゃうんですよ。
なので、お笑い芸人さんのラジオを流しながら、入眠しています。
ラジオを聴いているとラジオに集中して、考え事をしなくていい分、
自然と寝落ちしていることが多いです。
ーCHRAMを着てみていかがでしょうか。
袖を通した時に、軽くて、着てる感を感じさせない。肌触りも自然でとても気持ちがいいです。
着た時に、気持ちが軽くなるような。着た直後にいいなと思いました。
ラクで、通気性も、ゆったりしてるからストレスがないです。
でもなぜか、ポカポカする。入眠時の体温をサポートしてくれそうです。
ツアー、ライブが続いていく中でも、なかなか身体が休まらないことが多く、
軽くてツアーにも持っていける軽さなので、CHRAMを色々な場所で着たいです。

―最後に

.dot(any)の新曲を5月にリリースしました。
今後、バンドとしてもっと曲を出して、ライブをしていきたいと思っています。
CHRAMのパジャマを着て、質のいい睡眠をとってよりクリエイティブな活動をしていきます。


⚫︎INFOMATION

.(dot)any
配信Single「さびしくないけど」

各配信サービス
https://linkco.re/6TCUXZ3T?lang=ja

Music Video
https://youtu.be/CwOdJJxGXko?si=qkAdzNzG4A2Es65K
⚫︎EVENT
舞台:
SEPT presents 『WORLD BROKER』
2024年6月21日(金)~30日(日)全15公演
東京都 こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
プレミアムチケット:11,000円(前方4列保証・限定特典付き)
一般チケットA:9,900円(限定特典付き)
一般チケットB:7,700円(限定特典なし)
※全席指定となります。
※プレミアムチケットと一般チケットAの限定特典は同様の内容となります。
※限定特典は非売品となります。
公式HP:https://sept-ppn.com/
チケット情報:https://live.natalie.mu/event/world-broker
公演に関するお問合せ:info@sept-ppn.com